活用事例Case
THK株式会社様開発「高所作業用ドローン」に当社のFMC-01が採用されました

THK株式会社(以下「THK社」)の開発する「高所作業用ドローン」に双葉電子工業株式会社(以下「当社」)製のFMC-01が採用されました。
「高所作業用ドローン」は、風力発電用風車の高所におけるメンテナンス作業を人に代わって行う技術として活用が期待されており、作業の安全化と生産性向上が課題となっています。
このような状況下で、THK社が研究開発を進めている独自の接触作業用向けプローブを搭載する機体として、大きなペイロードのあるFMC-01が採用されました。大型の追加装備を搭載した機体で、ターゲットに対しAI・機械学習による認識と自動制御による接触動作が実現されています。模擬ターゲットを使用した飛行テスト・調整は当社工場敷地内で実施されました。
THK社からは、「可搬重量が大きいので構成部品の大きな追加機構を搭載しても安定して飛び、追加開発がやりやすい。地上側の機器と接続するためのケーブルを吊り下げた状態での飛行も問題なく行えている。現役の風車周辺のような環境でも実証試験を実施できた。また飛行テストの際にはフィールドの貸し出しなど、協力をいただけてありがたい。」との声をいただきました。
THK社では、この高所作業用ドローンを使った実際の風車における実証試験も複数回成功しています。
目次
実験の様子 フォトギャラリー
- 図1 機体イメージ

- 図2 当社敷地内での飛行テストの様子

- 図3 実証実験の様子


(画像提供:THK株式会社)