【イベント参加報告】R7年度九都県市合同防災訓練(千葉県会場)にてドローン物資輸送デモ・展示を実施しました
当社は、2024年11月にJUIDA(一般社団法人 日本UAS産業振興協議会)と千葉県が締結した「災害時におけるドローンによる物資輸送等に関する協定」を契機に、2025年4月よりJUIDA内に新設された民間防災組織「JUIDA-D3(ディーキューブ)」へ参画しております。
このたび、2025年10月19日に海上自衛隊館山航空基地にて開催された「R7年度九都県市合同防災訓練(千葉県会場)」の実動訓練および防災フェアにJUIDA-D3の活動として参加し、ドローンを活用した物資輸送デモンストレーションおよびデモ機の展示を行いました。
デモフライトの様子
救出救助実動訓練では、南海トラフ地震発生直後の、医薬品を想定した物資輸送デモをFMC-02H機にて実施し、1kg相当のボックスを訓練エリアの反対側まで約10分かけて輸送しました。受け取りは千葉県消防学校の学生の皆様が担当され、デモは円滑に進行いたしました。デモフライト中は天候が目まぐるしく変化し、雨も降りましたが、当社ドローンは防水性を強みの1 つとしており、悪天候下でも安定した飛行性能を示し、問題なくフライトを完遂しました。
今回の訓練を通じて、災害時におけるドローンの迅速な物資輸送の有効性と、過酷な状況下でも運用可能な当社製品の信頼性を改めて確認することができました。


会場の様子
当日は約3,000名が来場され、主に消防関係者およびそのご家族、地元市民の皆様にご参加いただきました。防災フェアではデモ機の展示とご説明を行い、防災・減災への貢献について理解を深めていただきました。
訓練後当社ブースには千葉県知事・熊⾕俊人様にもご来訪いただき、当社ドローンの機能や性能、災害時をはじめとした様々な活用シーンについてご紹介しました。当社からは地元企業として今後も千葉県の防災活動に積極的に協⼒していく意向をお伝えし、知事からも当社の取り組みに対する期待のお⾔葉を頂戴しました。


今後も当社は、各種防災イベントや実証実験等を通じて、災害時の迅速かつ安全な物資輸送を支えるソリューションの開発・提供に努め、防災分野への貢献を一層進めてまいります。引き続き、皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
展示製品のご紹介
◆産業用ドローン FMC-02H
● 最⼤ペイロード 5kg
● 耐風性 15m/s
● 防水性能 IPX3 相当
その他詳細情報:製品情報-ドローン | Sky Buddy by Futaba

◆空用送信機 T16IZ Super
● 2.4GHz FASSTest、FASST-マルチ、FASST-7ch、S-FHSS、T-FHSS Air 対応
● 4.3 インチカラーTFT-LCD:タッチパネル付きで直感的な操作が可能
● 別売オプション(SBS-01ML)を使用してドローン用フライトコントローラー
(Pixhawk)のデータ表示が可能。
その他詳細情報:T16IZ Super | 双葉電子工業株式会社 ラジオコントロール
